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かへいのちゅうりつせい

貨幣の中立性

貨幣の中立性とは、貨幣量の増減は物価には影響を与えるものの、実質的な経済成長率には影響しないという理論のこと。古典派経済学の中心的な理論のひとつであり、米国の経済学者、ロバートルーカスが唱えたものである。

ルーカスは、世界110カ国の30年間の貨幣成長率とインフレ率の平均値を比較し、両者には高い相関関係があることから、長期のマネーサプライ成長率をコントロールすれば、インフレ率はコントロールできると主張した。いっぽうで、貨幣成長率と実質経済成長率の平均値には相関関係がなく、長期の経済成長はマネーサプライの影響を受けないこと明らかにした。その上で、貨幣の中立性は長期的に見れば成り立つが、短期的にはマネーサプライ成長率が経済成長率や雇用に影響を与えると考えられている。

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